生殖医療-不妊症治療-

このエントリーをはてなブックマークに追加

不妊症とは




健康で避妊をしていないご夫婦が一定期間※妊娠しない場合を不妊といいます。現代では5~6組に1組が不妊に悩んでいることになり、最近の結婚年齢の上昇を考えると、不妊カップルは増えていると推測されます。
※一定期間とは1年程度ですが、35歳以上の方、無排卵の方、子宮内膜症のある方などでは、早めに検査や治療に踏み切る方が良い場合もあります。


※初診時には、お電話あるいはこのHPの「お問い合わせ」フォームから事前予約の上、ご来院ください。

不妊治療とは


不妊治療は画一的なものではなく、ご夫婦の希望や年齢、仕事の都合など社会的環境を十分に配慮し、それぞれのご夫婦に最も適した治療法を相談しながら選択していきます。
・問診票の記入(
ページ下からダウンロードできます。
・尿検査、婦人科診察(内診・超音波エコー検査)、子宮癌検診
・パンフレットを用い、ご夫婦の希望に沿った検査・治療についての説明

注)初診の際は、保険証、基礎体温表、他院の検査データ、紹介状をご持参ください。

当院で行っている検査
・一般的なスクリーニング検査
 子宮ガン検診
 内診・経腟超音波検査
 身長・体重・血圧などの検査
 一般検血、肝機能検査
 脂質代謝検査
 血糖検査
 甲状腺機能検査
 クラミジア検査
 プロラクチン検査
 風疹抗体価検査


・専門的な基礎検査
 基礎体温チェック
 ホルモン検査
 子宮鏡検査(要予約)
 子宮卵管造影検査(要予約)
 卵胞径超音波検査
 子宮頚管粘液検査
 フーナー検査(性交後試験)
 子宮内膜厚超音波検査
 精液検査(要予約)
注)一部保険適応外の検査・治療あり
当院で行っている治療
・一般治療
 タイミング指導
 人工授精(要予約)
 精子凍結(要予約)

・高度生殖医療(ART)
 体外受精
 顕微授精
 胚移植
 胚盤胞培養
 着床補助操作
 胚凍結
 凍結融解胚移植
 卵子活性化処理
 精子凍結
 睾丸・精巣上体からの精子採取(泌尿器科との連携)
 子宮内膜着床能検査(ERA)



治療費のご案内 

子宮頸がん検診  子宮頸部細胞診
(年齢によっては市町村の助成が受けられます。) 
 
1,000円
 HPV検査
(年齢によっては市町村の助成が受けられます。) 
約5,500円
経腟超音波検査 1,600円
初診時血液検査 3,500円~
5,000円
ホルモン検査 1,200円~
2,500円
AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査 2,340円
子宮鏡検査 5,000円
子宮卵管造影検査 4,000円~
10,000円
頸管粘液検査 約450円
フーナー検査 200円
精液検査 400円
人工授精 5,460円
腹腔鏡検査(入院5~7日間前後) 11万円~
13万円前後
高度生殖医療技術
(体外受精・顕微授精など)
40万円~
60万円前後

(自費税抜)
15万円~
20万円前後
(保険診療)


※上記の料金には初診・再診料等は含まれておりません。金額が変更になる場合もございますので、詳細はお問合せください。

●不妊治療の医療費に関するお知らせ (2022年4月1日)
令和4年4月より、不妊治療の保険適用が開始され、必要事項を満たされた方は、一部の検査、治療等を保険適用で受けて頂くことができます。これら当院で不妊治療を保険適用でお受けいただくには、診療の管理料として 一般不妊治療(タイミング法・人工授精)では「一般不妊治療管理料」生殖補助医療(体外受精・顕微授精)では「生殖補助医療管理料1」を算定させていただくことになりました。

一般不妊治療管理料(3カ月毎) 750円
・生殖補助医療管理料(1ヶ月1回)900円

安全で質の高い診療を提供する基礎となりますので、ご了承のほどよろしくお願いいたします。

森産科婦人科病院
理事長 森 泰宏

不妊カウンセリングのご案内 

〇相談時間
平日:10:00~16:00
土曜:10:00~12:00
〇費用:無料
  1. 面談(30分程度) 予約優先(お電話でご希望日時をご予約ください) 随時対応も行っておりますので、ご希望時にお申し出ください
  2. メール
    下記アドレスで受け付けています(返信は数日以内にいたします)
    TEL:0166-22-6125  E-mail:art@mori-hosp.jp
    体外受精コーディネーター・胚培養士 荒井美佳
    不妊カウンセラー・胚培養士 中村早智子

一般講座のご案内

毎年2月、6月、10月に一般講座「これから妊娠を希望するみなさまへ」を行っています。前編(一般不妊治療編)と後編(ART編)の2部からなります。詳細については当院へお問い合わせください。

問診票等のダウンロード