避妊・ピルについて
避妊とは、望まない妊娠を避けるための方法です。人工妊娠中絶は、体だけではなく、心の負担にもなります。
低用量ピル
【ピルの効果(女性の味方です。)】
- 安全な避妊方法
- 生理痛の緩和
- 子宮内膜症への治療効果
- 乳房に対する効果
- 女性特有の病気への予防・ガンの予防効果
- ニキビの改善
【初めて内服する方】
- 来院時、問診票の記入後、尿検査、体重、脈拍、血圧を測定
- 子宮がん検診を含めた婦人科診察
- 貧血や肝臓機能の採血
注)喫煙、年齢、病気治療中の方は、内服できないこともあります。
※保険適応外のため、自費となります。 1ヶ月:約3,000円(税抜き)
【継続して内服される方】
- 来院時、体重、血圧、脈拍を測定
- 1年に1度子宮がん検診を含めた婦人科診察
- 1年に1度貧血や肝機能の採血(検査結果にて異なる場合あり)
【緊急避妊法(アフターピル)】
避妊しなかったり、避妊に失敗した場合など、予期せず妊娠する可能性が高い場合に妊娠を回避する方法です。失敗率は約2~3%(妊娠中絶薬ではありません)(服用方法)
性交後72時間以内に内服します。
※保険適応外のため、自費となります。
【ピル相談外来】
ピルに関してのご相談は当病院へお気軽におたずねください。子宮内避妊具(リング)
子宮内に器具を挿入し受精卵の着床を防ぐ方法です。失敗率は0.1~2%- 来院時、問診票の記入後、尿検査
- 子宮がん検診を含めた婦人科診察
- 挿入後は定期健診が必要(初回月経後、3ヶ月、6ヶ月、1年後)
- 注)リング挿入時期は、月経開始後7日以内に装着します。出血量のいちばん多いピークを過ぎてから(3日目以降)が望ましいです。この時期は妊娠の可能性が少なく、挿入時の痛みが軽いです。
注)リング交換は、3~5年を目安に行うことが望ましいです。
- ※保険適応外のため、自費となります。 金額:30,000円又は50,000円(税抜き)